魚の目(鶏眼)

魚の目の原因は?

魚の目の原因は?魚の目は、皮膚への継続的または間欠的な摩擦・圧迫によって発症します。
具体的な原因としては、サイズや大きさの合っていない靴、ハイヒール、底が薄い靴、歩き方のバランスの悪さなどがあり、これは足のタコと共通しています。
治療の際には、これらの原因を可能な限り取り除くことも大切になります。

魚の目の症状

魚の目の症状魚の目の原因は?足の裏の指の付け根、指の縁などの皮膚の角質が厚く硬くなります。
その中央部に小さくへこんでいる・白っぽくなっているのが芯です。進行し芯が深い位置にまで伸びると、歩行時などに圧迫され痛みを伴います。
症例によっては、歩行が困難になるほどの強い痛みがあります。

魚の目の治療・治し方

魚の目の治療法には、以下のようなものがあります。
靴を足に合ったものに替える、ハイヒールを履かない・負担の少ないものに変える、歩き方を正すなど、早期治癒・再発防止のためには原因を取り除くことも大切になります。

角質を切削

眼科用曲剪刀という特殊な器具などを用いて、角質を切削します。あわせて、芯も取り除きます。
芯を除去する際には、多少の痛みが出ることがあります。

外用剤

角質の摘除の下準備として、サリチル酸ワセリンを使用して角質をやわらかくすることがあります。
ただし、外用剤のみで魚の目が改善するということはありません。