ほくろ

ほくろでお悩みの方へ

ほくろでお悩みの方へ

  • ほくろが目立つ、取りたい
  • 洗顔・髭剃りの邪魔になっている
  • 衣類の脱ぎ着の時に引っかかる
  • 視界の邪魔になる
  • だんだんと大きくなってきた
  • 数が増えてきた気がする
  • 色に違和感がある、濃淡がある
  • ほくろから出血がある

まぶたのほくろが視界に入っている、髭を剃る時・顔を洗う時に邪魔になる、衣類を脱ぎ着する時に引っかかる、悪性腫瘍の可能性があるといった場合には、保険診療での手術が可能です。

ほくろの原因は?

ほくろの原因には、以下のようなものがあります。

紫外線

紫外線を浴びると、メラノサイトがメラニン色素を作り出し、ほくろの原因となります。
紫外線対策をしっかりと行うことで、ほくろの予防が可能です。

ターンオーバーの停滞

ターンオーバーが遅れると、皮膚の代謝サイクルも遅くなります。するとメラニン色素の排出が不十分となり、ほくろの原因となります。

生活習慣の乱れ

不規則な生活、睡眠不足、偏った食習慣などの生活習慣の乱れは、先述したターンオーバーの停滞を招きます。
また、ホルモンバランスを変化させ、ほくろを誘発することがあります。

外敵刺激

衣類との摩擦、圧迫、メイク・スキンケアの際の外的刺激によって、メラニン色素が多くつくられ、ほくろの原因となります。

体質

体質的にほくろができやすい人と、できづらい人がいることが分かっています。
ただ、今のところ遺伝性は確認されていません。

ほくろの検査

ほくろ検査 ダーモスコピーダーモスコピーという拡大鏡で観察し、診断します。
皮膚がんが疑われる場合には、一部または全体を切除してから、その組織を病理検査にかけます。

ほくろと思っていたら
悪性腫瘍(皮膚がん)の
可能性も…

ほくろだと思っていたら、実は悪性腫瘍(皮膚がん)だったということもあります。その特徴を知っておくことが、早期発見・早期治療につながります。
少しでも心配がある場合には、お早めに当院にご相談ください。

悪性黒色腫(メラノーマ)

メラノサイトという皮膚細胞ががん化して発生します。希少がんですが、皮膚がんの中でも転移しやすく、悪性度が高くなります。
左右が非対称、まわりの皮膚との境界が曖昧、急に大きくなった、色彩が一定でないといった特徴が見られます。

有棘細胞癌

表皮の有棘層の細胞ががん化して発生します。国内では、基底細胞がんの次によく見られる皮膚がんとなります。
皮膚の一部が赤くなり、いぼのようなしこりが発生します。潰瘍が生じたり、出血したりすることもあります。
頭皮、顔によく見られます。

基底細胞がん

日本人にもっともよく見られる皮膚がんです。表皮の基底細胞・毛包細胞から発生します。
黒いほくろのような斑点が集まり、大きくなると中央部で潰瘍・出血が生じます。多くは顔に見られます。
ただし、転移することはほとんどありません。